今日では、どんな街に行っても都心部にはほとんど美容室がひしめき合っている状態です。少ない地域は商圏が狭いと言うことなのでしょう。こんな中、例えば平日の昼間サロンは閑散としています。サロンは構えてしまった以上は【待ち】のスタンスになります。
どうしてうちの店にお客様は来店してくれないのだろう?
誰しも一度は考えたことが有るのではないでしょうか?でも考えてみて下さい。全国コンビニの件数が17万軒に対して、理・美容店は32万軒有るのです。理・美容師さん一人当たりに有る生産枠は300名弱。これは全人口の値なので、生産人口と来店周期を考えると月に100名をきって来る程度なのです。あくまでも平均値です。
こんな市場の状態の中でなぜ来店してくれないのだろうという横柄な立ち位置はないのではないでしょうか?この辺の技術者のプライドをちょっと横に置いて一旦離れたところから謙虚な目線で
なぜお客様はご来店してくれたのだろう?
と立ち位置を変えてみませんか?ちょっと目線を変えるだけで見えてくるものやお客様との接し方が変わってくるはずです。手放しでお客様がご来店してくれたのは、バブル期や美容バブルの時代の話です。時代を生き抜くサロンはちょっとした考えかたひとつかもしれません。
そしてせっかくご来店頂いたお客様に感謝の気持ちを添えてお葉書やメールなど出してみましょう。