自店の商圏に効果的な販促活動とは

調査結果に基づきより効果的な販促活動を

前回「時点の商圏を知る」を掲載させて頂いてからかなり時間が空いてしまいました。地域の役所等で調査した結果から、自店のある場所の周辺にどのような方がお住まいになっているかが分かると思います。続いてその中から【どの位の年代層の方が多いのか】・【家族世帯が多いのか】・【学生が多いのか】・【昼間在宅の主婦が多いのか】・【お年寄りの世代が多いのか】等の情報を割り出します。この時点ですでに自店のある街の様子が見えてくるのではないでしょうか?

さらに、その後その中からその層をメインターゲットに商いをするのかを決めましょう。これはサロンコンセプトにも直結する最も重要な部分です。もちろん出来ることは全てやりたいと思います。どんな方が来店されても施術したいです。これは誰でも同じこと。しかし、サロンを構えた側の経営者が何でもやりたいですという見せ方では、消費者は選べません。消費者は常にこのサロンはどんなサロンなのだろうという眼で貴方のサロンを見ています。ですから最低現【私達のサロンは○○なサロンです】というコンセプトをはっきりと打ち出しましょう。そして今回のお題である【自店の商圏に効果的な販促活動とは】ということになります。

  例えば学生さんの多い地域だったとしましょう。街頭や駅前でチラシをひたすら配るのもいいでしょう。ですが若い方をターゲットにした場合紙媒体だけでは充分な効果は得られません。今ではスマホ・タブレットといったデバイスを当たり前のように持ち歩いています。こういった世代にはデジタルメディアと融合させながら販促を行うことが効果的でしょう。紙媒体からメディアに誘導するのも良いし、ソーシャルツールを匠に使って販促を行うべきでしょう。もちろん経営サロン運営サイドもそれ相応にメディアツールの使用方法を勉強する必要があるかもしれません。

 逆にお年寄りが多いエリアだったらどうでしょう?インターネットメディアをいかにつかったからと言って効果を得られるとは思えません。チラシやポスティング、場合によっては訪問して手渡しでご挨拶といった方がより効果が高いでしょう。チラシに印字する内容も文字を大きく内容を分かりやすくといった感じで制作することが大事ですね。このように対極的な例ですが、世代・ターゲット・商圏にマッチした販促活動がとても大事です。この時点ですれ違いがあると全く効果のない無駄な販促費を費やしてしまうことになります。じっくりと商圏を見渡し、ターゲットを定めて、ピッタリの販促活動を行いましょう。

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