美容業の”売る”=”売れない”、”売れる”=”売らない”??

美容業における販売売上げの重要性
販売品が売れる人と売れない人の差はどこにある?

容業(美容室・ネイルサロン・エステサロン・アイサロン)は指標の示すところ依然としてデフレ状態が続いております。少子化に伴い全体シェアの縮小経済背景の圧迫から来店頻度の低下と業を圧迫する要素がたくさんひしめいている中、サロンにおける「販売」の位置づけがより重要になってきております。
美容関係の仕事はそもそもいわゆる労働対価と呼ばれる、施術したことに対する対価として代金を頂く仕事である以上、お客様の全体数の低下は致命的であり発展の要素を根源から否定されることになってしまいます。この部分を埋めることになるのが「販売売り上げ」なのです。

 考えてみて下さい。そもそも美容業の産業はコミュニケーションビジネスと呼ばれ少なくともご来店頂き30分から1時間程度同じ時間をすごしながら施術をさせて頂くビジネスです。これは美容室・ネイル・エステ・アイケア、等々全ての美容系の産業にいえることですね。
最低限これだけのアピール時間を頂ける産業は他探してもなかなかありません。販売のみで成り立っている事業体では、場合によっては5分・・いや3分で全て紹介をしてクローズまで持っていかなければならないような場合も当たり前のように存在します。

販売に取り組むにはあまりにも有利な環境をそもそも持っていると考えるべきではないでしょうか?現時点でもこれに取り組み大きな成果を上げているサロン様・スタッフ様もいると思います。では売れる人と売れない人の差について考えてみましょう。

 

 ”売る”についてもう一度考えて見ましょう。販売売上げの大きな結果を残している方に共通して言えることがあります。こういった人たちに限って ”売っていません”ちょっとおかしく聞こえるかも知れませんが、”売る”ではなく”紹介をしている”なのです。商売である以上売らなければいけないのですが、売ろうと思えば思うほどお客様は引いてしまうでしょう。この感覚を味わってしまうと次回から”売る”のが嫌になってしまいます。根本から間違っています。
”売る”という販売行為の裏側に必ずなければいけないのが”良いと思うからこそ紹介する”という気持ちです。これがなければ絶対に売れないでしょう。ということは、自分自身で実際に使い、”感じとる”という作業と研究が必要なのです。販売実績の高い方はこの作業を怠らず切磋琢磨しているのです。
試しに貴方が今最も良いと思っている物(美容と関係なくてもなんでもいいです)について友達・家族、誰でもいいのでその物についてしゃべってみて下さい。貴方はおそらく、その物を使った感想や良いと思った点についてこと細かくしゃべるでしょう。もちろんしゃべるだけです。その後、聞いた方の中から何人かは”どこで売ってるの?””どこで買ったの?”という返事が返ってきます。そうです。そこです。そこが”売る”タイミングなのです。人は使った感じやレビューに耳を傾けます。同じ目線で物を見ることで共感を示して頂けるのです。

 売れる人ほど ”売らない”
 売れない人ほど ”売る”

一見矛盾しているかのように聞こえるこのキーワードこそが販売促進につながる大きなキーワードとなることでしょう。あまり意気込みすぎず、気楽に気に入った商品や使いやすいと本心で感じた商品を自分の言葉を使ってお客様に”ご紹介”して下さい。必ず少しずつ結果が出てくることでしょう。そしてそれは貴方が売ったことでもあり、お客様が欲しくて買ったものになります。

 

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